
― デスクと一体で考える、という答え ―
デスクの上は、気づくと煩雑になっていきます。
モニター、ケーブル、デバイス。
作業に必要なものが増えるほど、
スペースは埋まり、視界も散らかっていく。
その結果、作業スペースだけでなく、
思考までも整理しづらくなっていく。
モニター台を検討する中で、
ひとつの違和感がありました。
多くの製品が、「モニターを載せるための台」で終わっていること。
それでは、この煩雑さの根本は変わらない。
そこで私たちは、モニター台を単体の商品としてではなく、
デスクの使い方そのものを整える構造
として捉え直しました。
設計の起点は、配線でした。
モニター台からデスクへ、
ケーブルが自然につながる構造にする。
隠すのではなく、流れとして整える。
それだけで、
視界のノイズは大きく減っていきます。
次に見直したのは、スペースの使い方です。
モニター台そのものを、わずかに後退させる。
奥行きが数センチ変わるだけで、
デスク前面に余白が生まれる。
その余白が、
手元の自由度を大きく変えていきます。
さらに、スマートフォンやタブレットも
視線の中に自然に収まるようにする。
デスクの上に点在していたものを、
ひとつの流れとして整理していく。
そしてもうひとつ、
見た目にも理由があります。
天板には、わずかに角度をつけています。
存在を重く見せないための、繊細な工夫です。
機能としてだけでなく、
空間の中で軽やかに成立すること。
DS1は、「載せる台」であると同時に、
デスクを広く使うための装置でもあります。
目指したのは、
後から追加した道具に見えないこと。
デスクと並んだとき、
最初からそこにあったように成立すること。
デスクをどう使いたいか。
視界をどう整えたいか。
限られたスペースを、どう広く感じさせるか。
その問いを重ねた結果が、DS1です。
デスクと一体で、思考まで整えるモニター台。
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